トイレのドアノブ錠の交換をいたしました。
商業施設のトイレなのでかなり使い込まれており、何度も修理した跡があり
ました。
木製ドアで取付穴の周辺もボロボロになっており、こりゃこのままじゃ取付らんないわと思ったので、急遽ステンレスの補強板を加工してタップを切ってドアノブが外れないように補強してしっかりと取付ました。
戸当たりの金具もボロボロになっていたのでステンレス板の余りを加工して取付ました。
戸が当たる部分なので消音ゴムも貼り付けてバッチリ復活しました。
ドアや錠前はいろんな所で様々な使われ方をしてるし思いがけない壊れ方をしてたりするので、直す時もかなり応用力というかアイデアと技術と部品が必要だなとつくづく感じます。
今回の場合もステンの補強板がなければ交換不可なのは明白でした。
取付位置をずらそうにも戸当たりの金具が付けられている場所が石なのです。石!!!
石の壁に付いてるのか、じゃあ仕方ないね!!って感じです!笑
もう潔くこのボロボロの位置になんとか取り付けるしかないわけで、奇跡的に一枚だけあったステン板を加工して補強し取付しました。
このステン板もそうですが、取付するビスの長さや形状、使用用途なども考えて使い分けることもそうだし工具なんかも色んな状況を想定して準備しとかなきゃいけないわけでけっこう大変なんですよね〜。
車のスペースと重量はどんどんと増すばかりなのですが、それでも楽しいですw
というか上手くできた仕上がりを眺めるのが好きなのです。
きっと他の職人さんもこんな気持ちなんだろうなと思う今日この頃でした。