面付箱錠の中でもシュっとした形のRA型と言われる面付箱錠のシリンダー交換方法について解説していきます。
このRA型はオプションパーツや取付可能なシリンダーの種類が豊富でカスタム性が高いので、写真の画像とサムターンが違ったりドアノブだったりする場合がありますが似たような形のシュっとした箱型であればRA型と思って間違いないです。
シリンダーの交換手順はPMK型の面付箱錠とほぼ同じような手順で交換することが出来るのでとても簡単です。
まずは室内側のレバーハンドルの根本にイモネジがあるのでそこを緩めていきます。
ドアノブの場合も同じようにノブの根本にビスがありますので、緩めたあとは外側から引っこ抜くようにドアノブ、ドアレバーを外していきます。
次に本体正面のビスを３ヶ所外すと本体がドアから引っこ抜けます。
外したあとドアに張り付いている金色のプレートはこのまま付けておいて大丈夫です。
本体にシリンダーを固定している４つの小さいビスを外していきます。
小さいビスなのでなめてしまわないように気をつけてください。
また失くしやすいのでケースに入れて置いておくと安心です。
固定プレートは２枚で挟み込んで固定しているので取り外しの時にどうやって付いているのかが理解できると思います。
新しいシリンダーと交換したらシリンダー背面の切り込み溝と箱錠のツメの向きが合うようにして固定プレートをはめます。
ツメがうまくはまらない時はサムターンを少し動かしてあげるとはまります。
基本的には取り外す時と逆の手順で簡単にシリンダー取付が完了します。
ひとつ注意点として他メーカーのシリンダーが付いていた場合、シリンダーの固定プレートがそのまま使えない場合があります。
下記はその一例でKAKENのシリンダーが付いている場合です。
ほぼ同じような形状ですが、固定プレートの形状が違うためMiwa製のシリンダーに交換する際にKAKENの取付プレートをそのまま流用という事ができないので、Miwa用の取付プレートを別で用意する必要があります。
このMiwa用の取付プレートはシリンダーとセット販売されていないのでその場合はご注意ください。
以上、スタイリッシュなRA型面付箱錠のシリンダー交換方法の解説でした。
PMK型と同様にとっても簡単にシリンダー交換ができるので初心者の方もぜひチャレンジしてみてください！